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てるてる坊主の由来は? |
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折紙で てるてる坊主を作ろう |
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『てるてる坊主』 作詞:浅原鏡村 作曲:中山晋平 てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ いつかの夢の 空のよに 晴れたら 金の鈴(すず) あげよ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ 私の願(ねがい)を 聞いたなら あまいお酒を たんと 飲ましょ てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ それでも曇(くも)って 泣いたなら そなたの首を チョンと 切るぞ |
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「てるてる坊主はいつからあるの?」 |
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「そうね 先生も考えたことがないわね。物心がついたころにはあったし作って軒下にぶびらさげたわ。調べてみましょう」 |
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*江戸時代中期ごろから出現 *折り紙のようにして作り、今より人形の姿だった。 *てれてれ坊主・てれてれ法師・てりてり坊主など と呼ばれていた。 |
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「だとさ」 |
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「それだけ?」 |
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*てるてる坊主に似た風習が中国にある |
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「それ それ、それだと思う、日本の文化は中国からだよ」 |
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*掃晴娘 |
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「掃除するの晴れ娘?なてよむの」 |
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『さおちんにゃん』だって 日本語では『そうせいじょう』 |
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「どんな形なの」 |
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「作ってみるわね。こんな感じかな?」 |
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「姿はきまってないの?」 |
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*掃晴娘「さおちんにゃん」 |
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「中国では遅くとも唐の時代から、晴れを願って布や紙で作った掃晴娘の人形を家に吊るす風習が生まれたそうよ。姿はいろいろね。箒は必ず持っているみたいよ」 |
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「モデルになった『さおちんにゃん』はどんなお話の女の子だったの?」 |
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『昔、北京に切り紙が上手な娘(晴娘チンニャン)がいてその手先の器用さが評判になり時の皇宮の后妃や公主達も人を遣わしてその切り紙を買い求めるほどであったそうです。 中国も日本と同じように梅雨どきは大雨が何日も続きます。特に豪雨が何日も続いたある年、 北京は大洪水に見舞われました。人々は祈祷しますがいっこうに効き目がありませんでした。 晴娘は、いまでも流されそうな家の屋根に登り人々と同じくように祈りました。すると、天から大きな声が聞こえてきました。 「娘よ東海龍王がお前を太子の妃にとご希望されておる。従わねば、北京を壊滅させようぞ!」 晴娘は声を張り上げて答えました。 「どうか雨を止めてください。命に従い天に上ります。どうかどうか止めてください」 するとあれだけ続いた雨は上がり青空になりました。 晴娘の姿はどこにもありませんでした。』 「だとさ。なんだか 晴娘(ちんにゃん)かわいそうね。晴娘(ちんにゃん)が掃晴娘「さおちんにゃん」と呼ばれ晴れを祈願するお守りのようになったのね。」 |
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「そうなんだ。てるてる坊主は「さおちんにゃん」 から伝わった可能性大だね」 |
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簡単に作れる折紙「てるてる坊主」を作ろう |
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おしまい |
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レインボー先生の雑学 |
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生活を豊かにするのに普通に聞けない「雑学」思わず「そうだったんだ〜」子どもと孫に説明できる最低限なポイントJを掲載 |
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